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ロシア製の美しい聖母の聖画(イコン)です。花に囲まれ、幼子イエスを抱いた聖母の絵がデコパージュされています。
Zhirovitsの生神女マリヤのイコンは、聖母と幼子イエスが頬を寄せ合う、エレウサ型(憐みの聖母の意味)のイコンです。
ロシア正教では、聖母マリアのことを「生神女(しょうしんじょ)」という敬称で呼びます。これは、原語はギリシア語の「テオトコス」(「神を生みし女」の意味)からきています。
元のイコンは碧玉石(ジャスパー)に彫られたもので、現在は、正教会のミンスク教区のZhirovits修道院の大聖堂にあり、深く崇敬されています。
このイコンをめぐっては、こんな話があります。1470年、正教会の信徒であるリトアニア人貴族、アレクサンダー・ソルトンの所有する森の中で、羊飼いたちが、丘の麓の小川の岸辺に立っていた梨の枝の間に非常に明るい光を見つけ、近づくと、木の上に光り輝く生神女マリヤのイコンがありました。羊飼いたちは、アレクサンダー・ソルトンにそのイコンを届け、事の次第を報告しますが、彼は気にも留めず、イコンを箱の中にしまいこんでしまいました。翌日、ソルトンは来客にそのイコンを見せようとしましたが、驚くことにイコンは消えてしまっていました。しばらくして、羊飼いたちは同じ場所でイコンを見つけ、またソルトンの元に届けました。今回は、ソルトンも、イコンを敬意をもって受け取り、イコンが発見された場所に、生神女マリヤの教会を建てることを誓いました。木で作られたその教会は、1520年頃に、住民たちの必死の努力にも関わらず、火事で全焼してしまいました。人々は、イコンも焼失してしまったものと思い悲しみました。ところがある日、学校帰りの農民の子どもたちが、教会の焼け跡で、光り輝く美しい女性が石の上に座り、イコンを手にしているのを見ました。子どもたちは近づく勇気がありませんでしたが、家族や知り合いにこの話をするために急いで帰りました。人々はこの話を神の啓示と思い、神父と共に焼け跡に行くと、そこには無傷のイコンが石の上にあり、人々は大喜びをしました。その後しばらくの間、イコンは神父の家に置かれましたが、今度は石造りの教会が建てられ、そこに置かれました。それから100年後、教会の近くに正教の修道院が作られ、 東方典礼カトリック教会(ユニア)やカトリックと争ってきました。1609年、東方典礼カトリック教会(ユニア)にイコンを奪われ、教会と修道院は、1839年までその管轄下にありましたが、そこでもイコンは崇敬の対象とされていました。そして、第一次世界大戦の間、イコンはモスクワに移され、1920年代の初頭にZhirovits修道院に返還されたのでした。
サイズ | 114×137×5mm |
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材質 | 木、紙 |
製造国 | ロシア |
ギフト | ![]() |
注意事項 |
(注1)すべて検品し、状態の良いものを選んでいますが、日本製よりも造りや管理は多少雑な場合もあり、着色のはみ出しや塗装の剥げ、個体差、細かな傷や汚れ、ゆがみなどがある場合がありますが、日本製と輸入品の違いとしてご理解ご容赦下さい。 (注2)このご絵には、壁掛け用の金具や穴はありません。画像の木製のイーゼルは付属していません。木製のイーゼルは、安いものなら100円ショップなどでも購入できると思います。 (注3)サイズは約です。若干の個体差がある場合もあります。 (注4)箱入りではありません。ギフトラッピングの場合には、包装紙でお包みします。包装紙の柄は当店にお任せになります。 (注5)商品の色や質感につきましては、お客様のご利用されるモニター環境、またOSやブラウザのバージョンによって、実際の商品の色合いや質感とは異なって見える場合もございますので、ご理解ご了承ください。お気になさるお客様は、必ず事前に御問合せ下さい。 (注6)レターパックプラス対象商品ですが、重量が4kgを超えた場合や厚みが専用封筒におさまらない場合、ラッピングをご希望の場合には、宅配便でのお届けになり、送料を変更させていただきます。前もってご了承ください。 |
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